桂 文喬Katsura Bunkyou

落語家/上方落語協会理事/環境省3R推進マイスター

経歴・プロフィール

兵庫県出身。

1973年大阪府立大学・経済学部卒業後、五代目桂文枝に入門。教員免許取得(高校社会科)
入門十年後から、各地で独演会を開催して、人気を博している。
2006年から環境省より3R推進マイスターを委嘱され、全国各地で環境講演をして「循環型社会」の普及活動に貢献しております。
2007年から上方落語協会の理事として積極的に活動をしています。現在、繁昌亭運営委員を歴任。
そのほか、人権・男女共同参画・健康・防災・商売・安全衛生大会など、幅広い講演をして好評を博しております。
毎日放送、北日本放送、福井放送などでDJを長年にわたって担当。

講演テーマ

とっさの判断は日頃の心構えから
~天災は減災、人災はゼロ災を目指せ~

 

お笑い界の博学者

おすすめポイント・内容など

建築業界では、現場での転落、墜落事故が、かなりの割合で起きています。そういった現場での事故をなくすためには、常日頃から、何事に対してもアンテナを張っておくことが、大切です。講演でよく「三味を持ってくださいね」。と言っています。つまり、「趣味・興味・人間味」です。特に何事にも興味を持つことが、事故防止につながります。現場での仕事始めが一番、事故が多いようです。それは、人間は仕事前のオフから、急にオンには、スイッチを切り替えられません。ですから、常日頃から、何事にも興味を持って、「これは、なんでこんな所にあるんやろ、なんで、これは、こうなってるんやろ」などと興味を持って自然と訓練しておくことが、大切なんだと思います。
建築業界では、3S(整理・整頓・清掃)などという言葉がありますが、我々、落語家の世界では、5Kという言葉があります。この5K(稽古・観察・感動・機微・機転)がなければ、、落語家として生きていけません。