吉田 裕児Yoshida Yuuji

日本組織改革研究所 代表

経歴・プロフィール

千葉県出身 東京理科大学理工学部建築科を卒業後、西松建設株式会社入社、40年間、一級建築士
として日本全国の代表的な建物の建設に携わり、現場監督、現場責任者として 3000 人以上の作業員
やスタッフを指導。現場所⾧として順風満帆に出世街道を歩んでいたが、部下の指導法を間違えたこ
とで現場が大赤字となってしまう。それが原因で第一線から外され人生初の挫折を味わう。
大きな絶望に打ちひしがれていた中、家族の「私たちは味方よ!」の一言で一念発起。自身が失敗した
「部下の指導法」と向き合い、マネジメントとリーダーシップという分野で研究をスタート。特に人を
活かす叱り方を研究し、その集大成が著書『部下が変わる本当の叱り方』となる。
2009年よりコーチングを利用した事故防止対策や人を活性化させる研修活動などの普及に努め社
内及び社外研修多数実施。2020年日本組織改革研究所設立。現在はビジネスリーダー向けのマネ
ジメント及びリーダーシップ研修講師、目標達成を支援するエグゼクティブコーチ、雑誌などの筆者
として活動中。日本の企業を元気するために『本音で語り合い本気で頑張れる職場づくり』をミッショ
ンとしている。

講演テーマ

見えない危険を見える化し
事故を防ぐ現場マネジメント術

 

人と組織を咲かせる人材育成コーチ

おすすめポイント・内容など

「しっかり安全対策はしているつもりだけど、事故がなくならい!」「具体的な安全対策がわからない」「若手社員が現場で
しっかりと指示ができない!」と現場のマネジメントや若手社員の育成方法について葛藤を抱えている経営者や現場
リーダーの方も多いのではないでしょうか。本セミナーでは、繰り返し起きてしまう事故の根本原因の究明方法や対策
の立て方、指導方法を分かりやすく説明します。また、若手社員が自信を持って現場の事故防止マネジメントができる
ようになる育成方法もご紹介します。
◆1 なぜ、危険に意識が向かないのか?
(1) 人は関心のあることしか見えない!
(2) 働く人達に見えているものは何か?
(3) 安全意識を妨げる自己防衛本能とは?
(4) 危険に意識が向かう指示の方法
(5) 危険を見える化する4ステップ KY(危険予知)(ロールプレイにて実演)
ステップ①今日の作業内容は?
ステップ②もし事故が起こるとしたら?
ステップ③どのように防ぐ?
ステップ④具体的に? アドバイス:仲間や現場職員からのアドバイス
◆2 事故が多い現場リーダーと少ない現場リーダーの違い
(1)グッドサイクルを回すリーダーとバッドサイクルを回すリーダーの違い
(2)グッドサイクルを回すリーダーのしている4つのこと
(3)働く人達の安全意識が高まる人間関係の築き方
(4)事故がなくなるリーダーの日常コミュニケーションスキル
◆3 叱っても慕われるリーダーに変われる4つの STEP
(1) STEP1「言葉」スイッチをおす
(2) STEP2「行動」スイッチをおす
(3) STEP3「意識」スイッチをおす
(4) STEP4「なりきり」スイッチをおす
◆4 現場で指示が出せる若手リーダーの育て方
(1)現場でグッドサイクル(組織の成功循環モデル)を回せているか?
(2)失敗を学びに変える経験学習サイクルを回せているか?
(3)成⾧を支援するコミュニケーション(1on1ミーティング)術
(4)若手リーダーが働く人達と信頼関係を築くコミュニケーション術